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ベルギー ピアノ散歩

ベルギーに住むピアニスト、西原暁子の気ままな呟きです。
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シュタイナーの楽器たち
シュタイナー教育では、7歳までの子どもは十分にファンタジーの世界を体験することが大切にされています。 一度目覚めた思考を始めてしまえば、その思考を通した行動となり、それを知らない夢の世界には戻れない、という考えです。 そのファンタジーの世界での経験が、その後の成長の重要な糧となると考えられています。
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その考えに基づいて、シュタイナー教育では幼児にふさわしい楽器が使われています。 それらの楽器はペンタトニック(5つの音から成る音階)に基づいていて、その5つの音は、どんな順番で音を鳴らしても、どの音が同時になっても、決してぶつかり合うことのない音たちです。 それらの音に触れることで、その音たちの生み出す心地よい世界を味わうことが出来ます。 そして、何と言ってもその音質の透明さ、純粋さに心洗われます。
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シュタイナーのサークル
ベルギーへ来る以前の5年前まで、3、4年間大阪にある2つのシュタイナー・サークルの活動に携わっていました。

それは、私が修士論文でシュタイナーの動きの芸術「オイリュトミー」をテーマにしていたことがグループとの出会いに繋がりました。

そのグループの一つの定例会に今日お邪魔しました。 私がピアノ伴奏でお手伝いしていた当時の子どもたちは、もう中学生に!

幼児クラス、小学生クラス、中学生クラス、ご両親のクラス等、グループの盛況振りを見ても、毎回の一時帰国ごとに何冊もシュタイナー関連の新しい書籍が発売されているところからも、日本での関心が広がり、浸透し始めているように思います。

私の住むベルギーでは、公立の小学生でも成績が思わしくなければ、「留年」があります。それだけが原因ではありませんが、 私の知るベルギーにある一つのシュタイナー学校へは、他の学校でなじめなかった経験を持って転校してくるというケースもあるようです。

私が、シュタイナーの芸術論や教育論に関心を持つようになったのは、音楽家として、子どもの成長にどのように芸術が影響を与えるかを知りたいということが始まりでした。

日本でのシュタイナー教育の実践では芸術はとても重視されていると思いますが、ベルギーのそのシュタイナー学校ではそのような教育方針に関心を持たれないご両親もおられるようです。日本でも学級崩壊について語られるように、どんな人間像を掲げて教育が行われるのかという以前に、ストレスの多いこの社会で感受性の強い子どもたちはいろんな思いを胸に登校してきては、大人へSOSを発しているのでしょうか。
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